この記事のサマリ
- プログラミング未経験でも、AIと対話するだけで仕組みは作れます
- 出発点は「やりたいこと+目的」を1文で相談するだけです
- AIの質問に答えるうちに要件が自然に整理されていきます
- エラーが出ても原因と直し方をAIが提示してくれます
- コツは丸投げせず、一緒に試しながら進めることです
「自分にはプログラミングなんて無理」と感じていませんか。実は、コードを一行も書かずに、AIとの会話だけで業務の仕組みを作れます。
この記事では、私たちが実際に「ECに役立つAI・DXニュースを自動で集める仕組み」をAIと一緒に作った過程を紹介します。難しいコードの中身ではなく、どんな言葉でAIに相談し、どうやりとりを進めたかに絞ってお伝えします。
そもそも何を作ろうとしたのか
毎日たくさん流れてくるAIやDXのニュース。EC運営に役立つ情報だけを、手作業で探すのは大変です。そこで、次のような仕組みを目指しました。
- 主要メディアや公式ブログから、関連ニュースを自動で集める
- AIが内容を要約し、重要度をつけて整理する
- 結果をNotionのデータベースにためていく
最終的には、週 1 回、自動で情報収集する形を目指しました。Notion にデータをためるので、Notion AI を使って実装を進めていきます。
スタートは「1つのプロンプト」だけ
最初に送ったのは、たった数行のメッセージです。専門用語は使っていません。
EC事業者が関心を持ちそうなAIやDX関連のニュースを自動で収集し、コミュニティやチャットに投稿する仕組みを作ることは可能でしょうか。可能であれば、より詳しい要件を対話形式で決めていきたいです。
ポイントは3つです。
- やりたいこと(ニュースを自動で集めて投稿したい)
- 目的・背景(EC事業者に役立つ情報を届けたい)
- 進め方の希望(対話しながら詳細を決めたい)
この「ざっくり相談」で十分でした。あとはAIが順番に質問してくれます。
AIとのやりとりはこう進んだ
実際の流れを、5つのステップで振り返ります。
① やりたいことをざっくり相談する
最初のメッセージに対し、AIは「実現できます」と答え、必要な情報を質問してきました。いきなり完璧な指示を出す必要はありません。
② AIの質問に答えて要件を固める
AIは選択式の質問を出してくれます。たとえば次のような内容です。
- どこからニュースを集めるか(メディア、公式ブログなど)
- どんなテーマを優先するか
- 何時に、どこへ届けるか
選ぶだけで答えられるので、知識がなくても迷いません。答えるうちに、頭の中も整理されていきました。
③ 設計図とデータベースを作ってもらう
要件が固まると、AIはNotion上に「要件定義書」と「ニュース管理データベース」を自動で作成しました。完成イメージが先に見えるので、安心して進められます。
④ 実際に動かしながら一緒に直す
ここからは、AIが作った仕組みを少しずつ動かしていきます。「集める」「重複を除く」「AIで要約する」と段階を分けて進めました。
毎回、動かした結果(ログ)をAIに見せると、AIが原因を読み取り、次の修正を提案してくれます。会話のキャッチボールで完成度が上がっていく感覚です。
⑤ つまずきポイントもAIが解決
途中で何度かエラーも出ました。たとえば次のようなものです。
| 出たエラー | AIの対応 |
|---|---|
| データベースに接続できない | 接続設定の手順を案内 |
| AIの機能が無効と表示 | 有効化のリンクと手順を提示 |
| 利用枠の上限に達した | 原因の切り分けと対処法を説明 |
エラー画面をそのまま貼り付けるだけで、AIが意味をかみ砕いて教えてくれました。
AI初心者がうまく進めるための4つのコツ
今回の経験から見えた、つまずかないためのコツをまとめます。
- 最初は完璧を目指さない:やりたいことと目的を一文で伝えれば十分です。
- 質問には正直に答える:分からない項目は「おまかせ」でも構いません。
- 結果をそのまま共有する:ログやエラーは加工せず貼ると、解決が早くなります。
- 小さく試して確認する:一気に作らず、段階ごとに動かすと安心です。
まとめ
AIとの対話だけで、ニュース収集の仕組みづくりはここまで進みました。
- コードの知識がなくても、相談ベースで仕組みは作れます
- 大切なのは、目的を伝え、結果を共有し、一緒に直すことです
- エラーは怖がらず、そのままAIに見せれば前に進みます
まずは、あなたの業務で「これ自動化できたらいいな」と思うことを、一文でAIに相談してみてください。小さな一歩が、大きな効率化につながります。
気になることがあれば、ぜひコミュニティで気軽に質問してください。みんなで知見を共有しながら、AI活用を進めていきましょう。